レポート管理と公開

作成されたレポートのステータス管理、確認・編集、およびユーザーへの共有機能について説明します。 システム上でのレポートの管理は、管理画面の「レポート管理/settings/reports)」から行います。


1. レポート管理画面の使い方

レポート管理画面(/settings/reports)は、アップロード済みのレポートを一覧表示し、公開・非公開の切り替えや編集・削除を行うための画面です。

1.1 画面へのアクセス方法

レポート管理画面には2つのアクセス方法があります。

方法1: メインメニューから

  1. サイドメニューまたはメインメニューから 「レポート管理」 を選択します。
  2. すべてのレポートが一覧表示されます。

方法2: ユーザー管理から(特定ユーザーのレポートのみ表示)

  1. サイドメニューから 「ユーザー管理」 を開きます。
  2. 対象ユーザーの行を探します。
  3. 「レポート」列 にある 「一覧」ボタン をクリックします。
  4. 該当ユーザーのレポートのみが絞り込まれた状態で一覧が表示されます。

1.2 レポート一覧の見方

レポート一覧テーブルの列は、マッピング設定に応じて動的に表示されます。標準的な表示列は以下の通りです。

列名内容
No.連番(4桁ゼロ埋め)0001
管理番号システムが自動採番する管理番号RPT-2024-001
ユーザ名レポートの提供先ユーザ名山田太郎
圃場名対象の圃場名(Excelから抽出)第一圃場
作成日レポートのアップロード日時2024/03/15
状態公開/非公開のバッジ公開 / 非公開
操作詳細・編集・削除ボタン

!NOTE 表示列は「設定」→「マッピング設定」で設定されたレポート一覧表示項目に基づきます。ユーザ名・圃場名・作物名・採土日など、任意の基本項目を表示列として追加できます。

操作列のボタン:

ボタンアイコン動作
詳細(目のアイコン)レポート詳細画面を開く
編集(鉛筆アイコン)レポート編集画面を開く
削除(ゴミ箱アイコン)レポートを削除(確認ダイアログあり)

1.3 フィルタ・検索

画面上部のフィルタバーで、レポートを絞り込めます。

フィルタ項目説明
状態全 / 公開 / 非公開 から選択
件数1ページあたりの表示件数(25件 / 50件 / 100件)
No.レポート連番で絞り込み
作成日作成日の開始日・終了日で絞り込み
列フィルタ各表示列に対応するテキスト検索欄(日付列の場合は開始日・終了日)

フィルタ条件はリアルタイムで反映されます。「×クリア」 ボタンですべてのフィルタをリセットできます。

1.4 ステータス表示の見方

各レポート行の 「状態」列 には、公開状態を示すバッジが表示されます。

バッジ表示条件バッジ色
公開status === 'published' 緑色
非公開status === 'draft' 灰色

!NOTE DBステータスの draft は、UI上では「下書き」ではなく「非公開」と統一して表示されます。

1.5 一括公開

一覧画面から、非公開レポートをまとめて公開できます。

  1. 「すべて公開」 ボタン(一括アップロードから遷移時のみ表示)をクリックします。
  2. 確認ダイアログで件数を確認し、「公開する」 をクリックします。
  3. すべての非公開レポートが一括で公開されます。

2. レポートのステータス(状態)

アップロードされたすべてのレポートは、以下の2つの状態を持ちます。

ステータス表示DB上の値意味とアクセス制限
非公開draft管理者・メンバーだけが管理画面から閲覧・編集可能です
公開publishedユーザ画面のレポート一覧に表示され、ユーザが閲覧可能です

3. レポート詳細の確認

3.1 レポート詳細画面を開く

レポート詳細画面では、レポートの内容確認、公開・非公開の切り替え、編集、削除が行えます。

操作手順:

  1. レポート管理画面(/settings/reports)を開きます。
  2. 一覧テーブルから、確認したいレポートの行を探します。
  3. 「操作」列「詳細」ボタン(:icon{name="heroicons:eye"} 目のアイコン)をクリックします。
  4. レポート詳細画面(/settings/reports/:id)が開きます。

3.2 画面の構成

レポート詳細画面は以下のように構成されています。

ヘッダー(画面上部):

ヘッダー左側にレポート番号とステータスバッジが表示されます。ヘッダー右側には、ステータスに応じて以下のボタンが表示されます。

ボタン名表示条件動作
公開非公開中 (draft)レポートを公開状態に変更し、ユーザ画面に表示します
ユーザ向けプレビュー公開中 (published)公開レポート(/r/:shortUrl)を新規タブで開く
編集常に表示レポート編集画面(/settings/reports/:id/edit)を開く
非公開にする公開中 (published)レポートを非公開状態に戻す(確認ダイアログあり)
削除常に表示レポートを削除(確認ダイアログあり)

表示内容:

セクション内容
基本情報レポート番号、採取日、圃場名、作物名、ユーザ名など
診断結果土壌分析データ。概要(主要項目・要注意項目・レーダーチャート)と詳細テーブルの切替が可能
コメントレポートに付随するアドバイス・備考(設定されている場合)
PDFダウンロード添付されたPDFファイルのダウンロードボタン(PDFがある場合)

フッター:

画面下部に閲覧回数作成日が表示されます。

3.3 サマリと詳細モードの切り替え

レポート詳細画面では、「サマリ」「詳細」ボタンで表示モードを切り替えられます。

モード表示内容用途
サマリ主要項目のみをカード表示(pH、EC、主要養分など)クイック確認、概要把握
詳細すべての分析項目をテーブル表示詳細な確認、すべてのデータを見たい場合

操作方法:

  1. レポート詳細画面の上部にある 「サマリ」「詳細」ボタン をクリックします。
  2. 表示が即座に切り替わります。

3.4 スナップショット機能(過去の不変性)

レポートは公開された時点の「項目名」「会社のロゴ」「表示の単位」などが**スナップショット(データの凍結)**として保存されます。

メリット:

  • 将来、システム設定の項目名を変更しても、過去に公開したレポートの中身は当時のまま保証・保持されます。
  • ユーザーに提供したレポートの見た目が勝手に変わることがありません。

!NOTE 公開後にマッピング設定や会社情報を変更しても、既存の公開済みレポートには影響しません。新しく作成するレポートから新しい設定が反映されます。


編集

レポートの内容は、レポート一覧またはレポート詳細画面から編集できます。

編集画面を開く

方法1: レポート一覧から

  1. レポート管理画面で対象レポートの 「操作」列 にある 「編集」ボタン(:icon{name="heroicons:pencil-square"} 鉛筆アイコン)をクリックします。

方法2: レポート詳細画面から

  1. レポート詳細画面のヘッダーにある 「編集」ボタン(:icon{name="heroicons:pencil-square"} 鉛筆アイコン)をクリックします。

編集画面の構成

編集画面(/settings/reports/:id/edit)では以下が行えます。

要素説明
基本情報フォーム基本情報の各項目を編集できます
分析結果フォーム土壌分析データの数値を編集できます
PDF管理PDFファイルのアップロード・削除ができます
保存ボタンヘッダーに「下書き保存」「公開する」ボタンが表示されます

!NOTE 編集画面はアップロード画面と同じフォームコンポーネントを使用しています。公開済みレポートも編集可能で、修正は即座に反映されます。

編集完了後は、「戻る」ボタン またはブラウザの戻る操作でレポート一覧に戻ります。


4. レポートの公開(共有)

作成したレポートをユーザーに共有する手順を説明します。

4.1 公開手順

レポートを公開してユーザーに共有する手順を説明します。

ステップ1: レポート管理画面を開く

  1. サイドメニューから 「レポート管理」 を選択します。
  2. 公開したいレポートを一覧から探します。
    • ステータスが 「非公開」 になっているレポートを探してください。

ステップ2: レポート詳細画面を開く

  1. 対象レポートの 「操作」列 にある 「詳細」ボタン(:icon{name="heroicons:eye"} 目のアイコン)をクリックします。
  2. レポート詳細画面が開きます。

ステップ3: 内容を確認

  1. レポートの内容を確認します。
    • 基本情報(レポート番号、採取日、圃場名など)が正しいか
    • 診断結果の数値が正しいか
  2. 必要に応じて 「サマリ」「詳細」ボタン で表示を切り替えて確認します。

!TIP 公開前に必ず内容を確認してください。公開後も修正可能ですが、ユーザーがすでに閲覧している可能性があります。

ステップ4: 公開する

  1. 画面右上の 「公開」ボタン(緑色)をクリックします。
  2. ステータスが 「公開」 に変更されます。
  3. レポートがユーザ画面のレポート一覧に表示されるようになります。

4.2 ユーザ向けプレビューで確認

公開後、ユーザが見る画面と同じレポート表示を確認できます。

  1. 画面右上の 「ユーザ向けプレビュー」ボタン をクリックします。
  2. 新しいタブが開き、ユーザ画面のレポート表示が表示されます。
  3. ユーザに見える内容を確認します。

!NOTE プレビューボタンは、レポートが「公開」状態の時のみ表示されます。

4.3 ユーザへの通知

!IMPORTANT自動メール送信はありません 公開ボタンを押しても、ユーザに自動で通知は送信されません。

公開後、レポートはユーザ画面(/farmer/reports)のレポート一覧に自動的に追加されます。ユーザがログインすれば、新しいレポートを確認できます。

必要に応じて、レポートが公開されたことをメールやLINE等でユーザにお知らせください。

メッセージ例:

お世話になっております。
土壌診断レポートが完成しましたので、ログインしてご確認ください。

https://soil-report.cloud/farmer/reports

ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

4.4 公開後の確認

ユーザがレポートを閲覧すると、レポート詳細画面のフッターに表示される閲覧回数が増加します。閲覧回数は、ユーザがユーザ画面からレポートを開くたびに1増加します。同じユーザが複数回閲覧すると、その回数分カウントされます。

!NOTE レポート一覧の「状態」列には公開/非公開バッジのみが表示されます。閲覧状況のバッジ表示はありません。


5. 公開/非公開の切り替え

操作状態変化ユーザの閲覧
公開する非公開 → 公開✅ 可能
非公開にする公開 → 非公開❌ 不可

5.2 非公開化の用途

間違って公開してしまった場合や、内容に誤りがあった場合は、「非公開にする」ボタンを押すことで:

  • ステータスが draft に戻ります
  • ユーザ画面のレポート一覧から非表示になります
  • 管理者・メンバーは引き続き管理画面から閲覧・編集可能です

修正後、再度「公開」ボタンで公開できます。


6. レポートの削除

レポートが不要になった場合や、誤って作成してしまった場合は、レポートを削除できます。

6.1 削除の方法

レポートの削除には2つの方法があります。

方法1: レポート一覧から削除

  1. レポート管理画面(/settings/reports)を開きます。
  2. 削除したいレポートの行を探します。
  3. 「操作」列 にある 「削除」ボタン(:icon{name="heroicons:trash"} ゴミ箱アイコン)をクリックします。
  4. 確認ダイアログが表示されます。
  5. 「削除」ボタン をクリックすると、レポートが削除されます。

方法2: レポート詳細画面から削除

  1. レポート詳細画面(/settings/reports/:id)を開きます。
  2. 画面右上の 「削除」ボタン(赤色)をクリックします。
  3. 確認ダイアログが表示されます。
  4. 「削除」ボタン をクリックすると、レポートが削除されます。
  5. レポート管理画面に自動的に戻ります。

6.2 削除の仕様

論理削除:

  • レポートはシステムから完全に見えなくなり除外されます。
  • データベース上は保持されますが、画面には一切表示されなくなります。

レポート番号の保持:

  • 割り振られた「レポート管理番号」は欠番として保持され、使い回されることはありません。
  • 例: RPT-2024-001 を削除しても、次に作成されるレポートは RPT-2024-002 となります。

!WARNING削除したレポートは復元できません 削除前に必ず以下を確認してください:

  • レポート番号、ユーザー名、圃場名が正しいか
  • 本当に削除してよいレポートか
  • ユーザーに通知済みで、今後も必要なレポートではないか

6.3 削除前の確認事項

レポートを削除する前に、以下を確認してください。

確認項目:

確認事項理由
レポート番号、ユーザー名、圃場名削除対象を間違えないため
公開状態(公開/非公開)公開中のレポートを削除するとユーザーがアクセスできなくなる

削除が推奨されるケース:

  • 誤って作成してしまったレポート
  • テストで作成したレポート
  • ユーザーが削除を依頼したレポート
  • 古すぎて不要になったレポート

削除が推奨されないケース:

  • 公開中で、ユーザーが閲覧済みのレポート(非公開化を検討)
  • 内容に誤りがあるレポート(削除ではなく編集で対応)

7. よくある質問

Q1. 公開したレポートを修正できますか?

A. はい。公開中のレポートでも編集可能です。修正は即座に反映されます。

Q2. 公開したレポートはユーザ画面のどこに表示されますか?

A. ユーザがログインすると、ユーザ画面のレポート一覧/farmer/reports)に表示されます。

Q3. 公開したレポートが誰に見られたか確認できますか?

A. レポート詳細画面のフッターに表示される閲覧回数で確認できます。ただし、誰が閲覧したかの個人特定はできません。

Q4. 一度非公開にしたレポートを再度公開できますか?

A. はい。「公開」ボタンで再度公開できます。ユーザ画面のレポート一覧に再表示されます。

Q5. ユーザーに自動でメール通知されますか?

A. いいえ。現在のPhase 1では自動通知機能はありません。必要に応じて手動でユーザにお知らせください。